賃貸にかかる費用

お部屋を借りたいけれど、どのくらいお金がかかるんだろう?
はじめての一人暮らしはわからないことが多いはずですよね。そんな賃貸費用について、最低限知っておきたいポイントをまとめてみました。

1用意するお金(初期費用)は家賃の4~6ヶ月分
賃貸住宅に入居するには、初期費用がおよそ家賃の4~6ヶ月分が必要だと言われています。もっとも、礼金(権利金)や仲介手数料が不要の物件もありますから、4~6ヶ月というのはあくまで目安と考えてください。
また、引越費用や家具の購入費用も含めると、できるだけ余裕をもて予算をくんでおく必要があります。
2火災保険に加入する必要があります
賃貸住宅に入居する多くの場合、入居者(あなた)は自分のお金で火災保険に加入することが条件になっています。
火災保険には、入居者の家財が火事で燃えてしまった場合にそれを補償するものです。では、何故不動産会社が加入を必須としているのでしょうか。 実は、万一、入居者が失火などにより賃貸物件を燃やしてしまったとき、入居者は大家さんに対して「債務不履行責任(民法415条)」を負うことになるのです。「借家人賠償責任保険」で、それを補わなくてはならないからなのです。
加入する保険は賃貸物件によって決められているケースが多いですが、補償内容はおおまかに見て各損保会社で同一になっているようです。だいたい2年間の契約が多く、加入手続きは不動産会社が代行してくれます。掛け金は15,000円や20,000円、25,000円などが良く聞かれる金額のようです。
3鍵の付替え費用も忘れずに
防犯上の観点などから、ドアノブの鍵を付け替えるケースがあります。
アパートによっては強制的に付け替える場合もありますし、女性ですと入居者が希望することも少なくありません。鍵の付け替え費用は、入居者が負担することが多いようです。
4管理費(共益費)というものがあります
管理費とは、建物の維持管理(清掃など)をするために必要な費用です。一般的に月々に発生します。
設備のメンテナンス費が含まれるので、エレベーターなどの施設が多い物件のほうが、一般的にみて管理費が高いようです。
物件によって、「家賃に含まれる」ケースと、「家賃のほかに払う」ケースにわかれますが、入居者にしてみれば、毎月払うものなので、家賃の一部と考えておいた方が良いでしょう。
5契約するまでに用意する金額
契約時に必要な各費用について、一般的な目安です。物件の家賃に対するものが多いですが、金額を提示している場合もあります。あくまで目安とお考え下さい。また、実際の金額については、必ず不動産会社さんにお問合せください。
※あくまで目安です。
礼金(権利金) 家賃の0~2ヶ月分
敷金 家賃の0~3ヶ月分
仲介手数料 家賃の0~1ヶ月分(消費税が別途必要な場合が多い)
前家賃 家賃+管理費の1ヶ月分程度
火災保険 1~2万円程度(2年間分の場合が多い)

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